プロジェクトコンセプト

より確かな支援のために学ぶ、
災害支援ネットワークの強化

災害支援ネットワークの強化

より確かな支援のために学ぶ

防災関係の知識や情報を共有するセミナー、SDGs勉強会などを南予で開催する。さらに、学びの集大成として災害時の行動マニュアルも作成。

BOUSAIゼミな~るとは

誰もが体験しうるであろう「災害」をキーワードに、これまで発生した大規模災害を経験した学生たちが「体験談」を話すことで、現在・過去・未来の自身に「気づき」を与え、自身ができることを「考え」、行動できる「当事者」であることを体感してもらうことを目的に、令和2年~4年度の3カ年で開催します。(令和2年度を第1クールとして 3回のゼミな〜るを開催したほか、令和3年度は第2クールとして4回、令和4年度は第3クールとし3回程度の開催を予定)

テーマ 第2クール 第1回 BOUSAIゼミな~る
講師
(ファシリテーター)
愛媛大学 前田眞教授
福島大学 天野和彦教授
東京理科大学 石橋哲教授
開催日 2021年7月26日(月)
開催場所 Zoom(YouTubeにてライブ配信)
人数 約40名

福島県立福島高等学校、岡山県立矢掛高等学校、灘高等学校、愛媛県立宇和島東高等学校、南宇和高等学校が参加しました。昨年度(第1クール)の取り組みの振り返り、平成30年7月豪雨から3年、東日本大震災から10年経過して感じたことについての意見交換、Zoomのブレイクアウト機能を利用したグループ討論とその内容の発表などが行われました。「災害は起きてほしくないが、災害を経験することで得られたこともあった」「当事者の話に耳を傾ける努力をし、自分ゴトとして捉える」等、活発な意見交換がありました。

テーマ 第2クール 第2回 BOUSAIゼミな~る
講師
(ファシリテーター)
愛媛大学 前田眞教授
福島大学 天野和彦教授
東京理科大学 石橋哲教授
開催日 2021年11月8日(月)
開催場所 Zoom(YouTubeにてライブ配信)
人数 約40名

前回参加した5校に宇和島南中等教育学校が加わり、約30名の生徒が参加しました。高校生ならではの発想の面白い内容もあり、新しい学びを得られる内容になりました。次回は各高校で実施した防災に関する取組みを発表するので、どのような話が出て来るのか楽しみです。

テーマ 第2クール 第3回 BOUSAIゼミな~る
講師
(ファシリテーター)
愛媛大学 前田眞教授
福島大学 天野和彦教授
東京理科大学 石橋哲教授
開催日 2021年12月13日(月)
開催場所 Zoom(YouTubeにてライブ配信)
人数 約40名

前回と同じ6校の生徒約25名が参加しました。今回は高校生たちが事前に雑談会を行ない、あらかじめ作られたZoom内のブレイクアウトルームに入る練習や、各学校で今取り組んでいることを発表し合うことで打ち解ける時間を作りました。そして当日は、生徒たちによる意欲溢れる発表や意見交換が行われました。各学校で取り組んでいる事の途中経過の発表でしたが、本当に高度な内容で、次回に向けて期待が高まります。

テーマ 第2クール 第4回 BOUSAIゼミな~る
講師
(ファシリテーター)
愛媛大学 前田眞教授
福島大学 天野和彦教授
東京理科大学 石橋哲教授
開催日 2022年3月27日(日)
開催場所 リアル(宇和島市内)×オンライン(Zoom会議の様子をYouTubeにてライブ配信)
人数 20~30名(オンラインは無制限)

「大規模災害」という事象でつながった高校生が、次のXデーに向けて地域社会を作っていくために「地域とは」「命とは」「つながりとは」について話し合う「BOUSAIゼミな~る」(第4回)を開催します。

テーマ SDGs勉強会
講師 大西政年氏(SDGs新居浜KITE代表/2030SDGs公認ファシリテーター/SDGs de 地方創生公認ファシリテーター/准認定ファンドレイザー/地方公務員(愛媛県新居浜市))
開催日 2021年8月7日(土)
開催場所 宇和島市中央公民館
人数 第1部 リアル19名 オンライン6名
第2部 リアル21名

【第1部】10:00~(YouTubeにてライブ配信あり)
カードゲーム「2030SDGs」を使って、SDGsとは何か?なぜ必要なのか?自分たちにできることをSDGsの視点で考える。現状把握・目的の明確化と未来予想図の作成。

【第2部】13:30~
カードゲーム「SDGs de 地方創生」を使って、理解促進ワークショップ、目的と未来予想図の修正。

テーマ 「災害時における中間支援組織の12の役割研修」オンライン講演会
講師 特定非営利活動法人岡山NPOセンター代表理事 石原達也氏(オンラインで参加)
開催日 2021年9月6日(火)
開催場所 パフィオうわじま(YouTubeにてライブ配信あり)
人数 リアル10名 オンライン33名

近年、毎年のように発生している自然災害。一方、災害時に全国各地から駆けつける支援者間の調整や、その活動のコーディネートなどの支援を行う中間支援組織の機能は、十分と言えない状況です。この研修では、災害時の迅速な被災者支援のため、情報共有会議の立ち上げや情報発信の具体策など「災害時における中間支援組織の12の役割」について学ぶことができました。

テーマ 大分県日田市視察
目的 令和2年7月豪雨災害から1年経過するが、その後の復旧・復興状況や今後の活動について伺い、災害時の連携について学ぶ。
訪問日程 2021年11月14日(日)・15日(月)

11月14日 一般社団法人あまみら訪問
 天瀬温泉の街並みを視察し、復旧状況を伺った。街中の通りは奇麗になったが、更地が増えたり、至る所で家屋の建て直しや工事や河川改修工事が行われるとのこと。

11月15日 NPO法人リエラ訪問
 現在の活動や来年度の活動についてスタッフの方に伺った。今年度と来年度は体験型防災プログラムを実施し、水害時の対応講習会や、模型を作り実際に体験しながら学んだり、子どもたちを対象にサバイバルキャンプを行ったりしたとのこと。日田市の自治会や自主防災組織など地域が主体となって防災に取り組んでいる。