復興へ向かう、今の姿と感謝の想いを届けたい。
愛媛県の南予地域を中心に、未曾有の被害をもたらした平成30年7月豪雨。梅雨前線の停滞や線状降水帯の発生によって、まちの中心を流れる川の氾濫や土砂崩れが発生し、多くの爪痕と悲しみを残しました。一方で、災害直後より、全国各地から多くの物資や義援金などが寄せられるとともに、たくさんのボランティアの方々が各地から駆けつけてくれました。そんな中で生まれた新しい絆や温かな交流に支えられながら、南予地域は少しずつ、復興へと歩んでいます。まだまだ道半ばですが、皆さまへの感謝の気持ちや、創造的復興をめざす決意を込めて、ここに「えひめ南予きずな博」を開催いたします。
※南予地域とは、愛媛県の西南部に位置し、4市5町からなる地域の総称。豊かな自然に恵まれる一方、大洲・内子・西予に代表されるレトロな町並みも息づく。伝統行事や郷土料理など、特有の風土・文化が、現代でも色濃く受け継がれている地域です。